™ユーザーにモバイル運賃決済機能を提供 "" /> ™ユーザーにモバイル運賃決済機能を提供 "" />
お客様の素早い設計とより早い製品化を実現する、技術情報と専門知識をご紹介します。
NXP Semiconductorsは米国ワシントンD.C.地域の400万人超の住民に輸送サービスを提供するワシントン首都圏交通局(Metro)とすべての地域交通機関の運賃決済手段となる、MetroのSmarTrip®カードのデジタル化を実現すると発表しました。SmarTrip®はNXPのMIFARE ICをベースとし、MIFARE® 2GOデジタル化サービスにより実現しています。乗客にNFC対応Android™スマートフォンでGoogle Payを使用するオプションを提供し、地下鉄やバスへのシームレスな乗車を可能にします。
ワシントン首都圏交通局(Metro)は米国で最も利用者の多い高速鉄道システムの1つであり、ワシントンD.C.とメリーランド州郊外、バージニア州郊外を結んでいます。NXPのMIFARE 2GOサービスはGoogle Payに統合されていることから、乗客は自身のスマートフォン上でMIFARE製品をベースとしたバーチャル交通カードの利用が可能になり、運賃決済、Metro駅やバスへのアクセスを非接触で行えます。
Google PayでのSmarTrip®の追加と使用により、乗客が自身のスマートフォン上でMIFARE製品ベース・バーチャル交通カードにより決済できる、安全な「タッチフリー」体験が実現します。乗客は運賃決済時にスマートフォンをタップして乗車するだけで済みます。また、乗客は券売機に並ぶことなくバーチャル・カードの購入やチャージが可能で、利便性がさらに向上します。
Google Payのプロダクト・マネージャのAlan Stapelberg氏は、次のようにコメントしています。「私たちは日常生活のあらゆるものをGoogle Payにより迅速かつ簡単にしたいと考えています。SmarTripを使用する通勤者はワシントンDC地域の公共交通機関のチケットとしてGoogle Payを使用できるようになり、通勤のストレスが軽減します」。
ワシントン首都圏交通局のゼネラル・マネージャー兼最高経営責任者(CEO)のPaul J. Wiedefeld氏は、次のようにコメントしています。「私たちはお客様に新次元の利便性とシンプルなソリューションを提供できることを嬉しく思います。すでにNFC対応スマートフォンを持っていれば、シンプルなタップ・アンド・ゴーに必要なものはすべて揃っています。NXPのMIFARE 2GOソリューションにより、Metroを利用するお客様はAndroidスマートフォン上で簡単なモバイル運賃決済オプションを使用できるようになります」。
デジタル化プロジェクトとSmarTrip®システムをサポートする米国カリフォルニア州サンディエゴのCubic Transportation Systemsのモバイル担当シニア・プロダクト・ダイレクターのPaul Monk氏は、次のようにコメントしています。「Cubicのモバイル・ソリューションはスケーラビリティとフレキシビリティの高いMIFARE 2GOクラウド・プラットフォームとGoogle Payをベースとしており、SmarTrip®カードのデジタル化、ワシントン首都圏交通局の乗客へのモバイル利用のメリット提供、公共交通機関乗車時の利便性向上を実現します」。
世界各地で使用されているNXPのセキュアなモバイル・トランジット・ソリューションの詳細
モバイル・トランジットの実現は、シームレスでつながった体験を消費者に提供するためのNXPの使命の一部です。NXPは世界各地でモバイル・トランジットの実用化に成功しているほか、実証済みのスケーラブルな交通機関チケッティング・システムを実現しています。
NXP Semiconductorsの副社長兼セキュア・エッジ・アイデンティフィケーション担当ゼネラル・マネージャーのPhilippe Duboisは、次のようにコメントしています。「SmarTrip®などのデジタル化プロジェクトは、よりセキュアで便利なトランジット・チケッティング/決済オプションに対する需要の増大を示しています。MIFARE 2GOは既存のMIFARE製品ベース・インフラをベースとしており、製品の開発期間を短縮し、デジタル化の普及に貢献します。また、ワシントン首都圏交通局がSmarTrip®にNXPのMIFARE ICを採用したことで、NXPのエコシステムによる効率的でシンプルなモバイル統合がさらに実証されました」。
SmarTrip®のへ導入は、セキュアなタップ・アンド・ペイ・ユースケースによるNXPのモバイル・トランジット実用化の成功例であり、世界各地におけるスケーラブルな実証済み交通チケッティングの導入例の1つです。
NXP Semiconductorsについて
NXP Semiconductorsは、よりスマートな世界を実現するセキュア・コネクションを可能にし、人々の生活をより便利に、より良く、より安全にするソリューションを推進しています。組み込みアプリケーション向けのセキュアなコネクティビティ・ソリューションで世界をリードするNXPは、オートモーティブ、インダストリアル& IoT、モバイル、通信インフラ市場における技術革新をけん引しています。60年以上にわたって蓄積した経験と技術を活かし、NXPは世界30か国強で約2万9,000名の従業員を擁しています。2020年の売上高は86.1億米ドルでした。詳細はWebサイトwww.nxp.comをご覧ください。
NXPジャパンはNXP Semiconductorsが開発および製造するプロセッシング・ソリューション、認証技術、コネクティビティ、高出力RFやアナログ製品などを日本市場に提供しています。本社は東京都渋谷区で、名古屋および大阪に営業所があります。詳細はWebサイトwww.nxp.jp(日本語)をご覧ください。
NXP、NXPロゴはNXP B.Vの商標です。Google、Android、Google PayはGoogle LLCの商標です。他の製品名、サービス名は、それぞれの所有者に帰属します。© 2021 NXP B.V.