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JCOP 5 EMV®上で動作するNXPの新しいJCOP® Payは高度なカスタマイズ機能によってニーズの変化への対応を実現し、セキュリティも確保します
NXP SemiconductorsはJCOP 5 EMV®上で動作し、決済カードの高度なカスタマイズとセキュリティ強化を実現するJCOP Payを発表しました。JCOP 5 EMV上で動作するJCOP Payはごく最近にEMVCo認証を取得し、お客様のカード発行ライフタイムを長期化します。
決済カードメーカーは競争の激しい業界の中で常に変化する消費者ニーズに対応する必要があるため、インベントリ・マネジメントに課題を抱えています。 JCOP 5 EMV上で動作するJCOP Payはエンド・ユーザーにカードを発行した時点まで柔軟かつ安全に再設定する機能を持ち、決済スキームのアプリケーションや設定の変更が可能です。そのため、お客様のインベントリ・マネジメントが効率化するだけでなく、特殊なマルチアプリケーションのニーズにも対応できるため、カスタマイズの選択肢が増加し、全体的な柔軟性が向上します。
「決済カード発行会社にとって、カスタマイズ性と適応性は極めて重要です。最新世代のJCOP Payには柔軟で安全な再構成オプションが追加されました。お客様は変化する消費者ニーズに合わせて既存インベントリを迅速にシフトすることができるため、最終的には競争の激しい業界で成功するために必要な柔軟性を獲得できます。
NXP Semiconductors、セキュア決済&アイデンティフィケーション担当シニア・ダイレクタ、Christian Lackner
JCOP Payには国内の決済スキーム作成をサポートするWhite Label AllianceのWLA規格など、すべての主要な決済スキームに対応する既製ソリューションが付属しています。さらに、JCOP 5 EMV上で動作するJCOP PayはセキュアなPIN共有機能を搭載しているため、ユーザーは同じカードとPINのまま複数の決済スキームを利用することができ、セキュリティも確保できます。
JCOP 5 EMV対応のJCOP Payは2030年までEMVCo ICCNの認証を受けており、定評のあるJCOP 4 EMV対応JCOP Payとの後方互換性があります。また、次世代EMVアプリケーション向けの楕円曲線暗号(ECC)アルゴリズムをサポートしています。
さらに、JCOP Payは従来のワイヤボンドと電磁結合に最適化されているため、アンテナのチューニングが容易で、カード製造時の歩留まりの向上が可能になります。
JCOP Payは2024年第4四半期に出荷を開始する予定です。詳細については、NXP.com/JCOPPay をご覧ください。
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