NXPと緯創資通、車載イノベーションを加速する共同ラボを設立

  • 2024年12月13日
  • 9:00 AM
  • 投稿者 NXP Semiconductors
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緯創資通（英語名：Wistron）は車載用プロセッシングとネットワーキングで世界をリードするNXP Semiconductorsとの共同ラボを設立すると発表しました。緯創資通は約10年にわたり、電気自動車業界に深く関与してきました。今回設立する共同ラボはソフトウェア・デファインド・ビークル（SDV）向けの次世代電気/電子（E/E）アーキテクチャのイノベーションと開発を加速するための包括的な検証開発環境の構築を目的としています。

特色

このラボではNXPの最新世代の車載ネットワーキング・ソリューションと緯創資通が持つシステム・インテグレーションの専門的な技術サポートを活かして開発が進められます。NXPの最新ソリューションの例としては最近発表された車載ネットワークスイッチ「S32J」や、車載ネットワーク・プロセッサの「S32G」とPMIC「VR5510」、そしてセーフティＳＢＣ「FS25」でサポートされるマイクロコントローラ「S32K」が挙げられます。このラボの主な目的は車載ネットワーク・アーキテクチャ設計、ネットワーク・セキュリティ保護、システム互換性テストなど、車載イーサネットの主要技術の研究開発と検証です。

緯創資通は車載通信に関する深い専門知識に加え、車載コンピューティング・システム関連のソリューションと中央制御ユニットのコア技術を有しています。NXPが持つ技術と産業エコシステムという強みも活かした共同ラボを設立することにより、将来のSDVのニーズに対応した高性能通信アーキテクチャを世界の自動車メーカーに提供します。

NXP Semiconductorsについて

NXP Semiconductors N.V. NXP Semiconductorsは車載、インダストリアル& IoT、モバイル、通信インフラ市場における革新的ソリューションの信頼あるパートナーです。NXPでは「Brighter Together」アプローチにより、最先端のテクノロジとパイオニア精神を持つ人材の両方を活用し、より良く、安全・安心なコネクテッド・ワールドを実現するシステム・ソリューションを開発しています。NXPは30か国強で事業を展開しています。2023年の売上高は132億8,000万米ドルでした。 詳細はWebサイトwww.nxp.comをご覧ください。

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