NXPのi.MX 91アプリケーション・プロセッサ・ファミリは、コスト効率に優れたLinuxベースのエッジ・アプリケーションの迅速な実装を可能にします。i.MX 91プロセッサは、高性能なプロセッシング、セキュリティ、優れたエネルギー効率を手頃な価格で兼ね備える一方で、i.MX 93アプリケーション・プロセッサ・ファミリに匹敵するハードウェアおよびソフトウェアの拡張性を実現しています。
このプロセッサ・ファミリは、HMI制御、ゲートウェイ、エネルギー・メーター、アクセス制御、EVSE、ホーム・オートメーション、家電、スマート・オーディオ、ポータブル医療機器など、さまざまなインダストリアル&IoTアプリケーションをサポートします。NXPは、i.MX 91プロセッサを、開発やプロトタイピングを開始するお客様にとってアクセスしやすいものにするために、信頼できるパートナーと連携し、さまざまな評価キット(量産開始前のi.MX 91プロセッサを搭載)を提供します。これらは2024年11月11日に発売予定です。
信頼できるNXPのパートナー各社によるi.MX 91プロセッサ・ベースの開発ボード。
Electronicaでi.MX 91の動作をご確認ください
以下のリンクをクリックすると、リストされた各ボードまたはシステム・オン・モジュール (SoM) の詳細をご覧いただけます。おそらく多くの皆さんがご存知のように、2024年11月11日の週にドイツで開催される見本市はSPSだけではありません。electronica in Munichでも、NXPおよびパートナー各社のブースでNXPのさまざまなテクノロジが披露されます。以下のチャートで、i.MX 91をベースとしたソリューションのライブ・デモの実施場所をご確認ください。
i.MX 91プロセッサは、NXP GitHubからアクセス可能です。
ライフサイクル全体を通じたイメージの開発、カスタマイズ、および管理は、i.MXエコシステムの基盤を成しています。上記のパートナー企業の多くが、それらのイメージを開発および管理するためのソフトウェア・サービスを提供しています。それには、厳格化しているサイバーセキュリティ規制への準拠を可能にするOTA (over-the-air) アップデートも含まれます。また、他のパートナー企業も、i.MX 91プロセッサによって実現するインダストリアル&IoTセグメントを網羅したセキュアなエッジ組込みプラットフォームの設計、構築、運用に長けた、Witekio やTimesys などソフトウェアに特化した企業と連携しています。