有害な化学物質および原材料 | NXP Semiconductors

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有害な化学物質および原材料

NXPでは、ウェハ・ファブや組み立て施設、テスト施設において、さらには最終製品内にも、さまざまな種類の化学物質や原材料を使用しています。

化学物質管理基準

NXPではいくつかのプロセスと手順を通じて、化学物質の管理、承認、報告、およびその他の要件に関する指示を提供しています。

  • 新規化学物質の承認要件

    新しい化学物質を購入または現場に持ち込む際には、事前に複数のシステムでの承認が必要となります​。​

  • 禁止および制限される化学物質の基準​

    製造での使用が禁止されている、または制限されている（使用が制限され、詳細なリスク軽減措置が規定されている）化学物質のリストを保持しています。このリストは、電子免責システムを介して管理者によってレビューおよび承認されます。このリストは、現在および将来の規制に基づいており、お客様の要求も反映しています。​

  • SDS管理​

    セーフティ・データ・シートは、会社全体にわたる報告を可能にする企業システム内で管理されています​。チームメンバーは、サイトに適用されるすべてのデータ・シートを表示できます。​

  • 環境と製品に関する集中型データベース

    NXPではデータベースを活用し、約2,500種類のプロセス薬品や製剤に使用する400種類以上の物質と、製造業務で使用する2,000種類以上の製品関連材料や部材について、登録、分類を行っています。これらのデータベースは、最新の情報が反映されるよう頻繁に更新されます。

オゾン層破壊物質 (ODS)

2007年時点で、NXPでは製造工程におけるすべてのODSの使用を段階的に廃止済みであり、製造現場では現在これらの物質の使用が禁止されています。ODS冷媒を使用する空調システムについては、予定されている交換時期に、ODSを使用しない新しいシステムに交換します。ODS冷媒を使用する空調の大部分は、可能かつ実際的な範囲で、すでに交換済みまたは交換中です。

NXPの宣言

懸念物質

NXPは、すべての懸念物質の安全な取り扱いに取り組んでいます。NXPでは継続的に代替物質を探し求めており、製造に関して安全で実績のある代替物質がない場合を除き、すべての懸念物質の使用を中止することを目指しています。

  • ガバナンス

    NXPの化学物質管理委員会の目標は、法的要件や安全要件を遵守するだけでなく、可能であればさらに厳しい要件に従うことです。

    化学物質管理委員会の月次レビュー：

    1. REACH
    2. RoHS
    3. OSHA
    4. EPA
    5. EUおよび米国の規制
    6. その他の審議中の規制

    委員会では、各方面との協力を通じて、チームメンバーの安全を維持し、環境への影響を最小限に抑えるのに役立つグローバルなプロセスと手順を導入することに成功しました。

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