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ゼロ災害・ゼロ疾病の職場の実現。
NXPは、健康で生産的な職場環境を培うEHS文化の維持にコミットしています。「健康」とは、医学面および身体面での健康のみならず、感情面および精神面の健康状態まで広く網羅するものです。
NXPのすべての製造拠点に労働衛生の専門家が配置されており、また大部分の製造拠点の敷地内に診察所があります。また、大部分の非製造拠点にも労働衛生の専門家が配置されています。特定の場所では、チームメンバーへの業務関連の医療サービスについて医師と提携しています。NXPは、業務に関連する人間工学的な傷害や身体への負担の低減にグローバル・レベルで取り組んでおり、人間工学的に優しい職場づくりを実現しています。NXPでは包括的な健康保険プランを提供しており、多くの拠点ではインフルエンザの予防接種を含む年1回の健康診断と予防を兼ねた人間ドックを行っています。
弊社のいくつかのグローバル拠点では、ジムの法人会員プランやフィットネス・クラスへのアクセスが提供されており、敷地内にフィットネス施設を併設しているところもあります。身体的なフィットネスに加え、栄養面やダイエットのほか、喫煙、飲酒、薬物使用など不健康な習慣の防止に関するプログラムやガイダンスを提供しています。
チームメンバーには、精神的な健康の専門家を探して相談したり、重大なライフイベントへの対処について支援を受けたりするのに役立つ各種のリソースや支援プログラムが提供されています。さらに、人事部のチームメンバーが職場におけるその他の問題への対処をサポートしています。また、NXPでは、さまざまなライフイベントに対応する各種の社内および外部オンライン・リソースも提供しています。
NXPのすべての製造拠点には、予防措置の監督を専業とする安全衛生の専門家がおり、安全で人間工学的に優しい職場づくりを推進しています。生産現場、事務系、ラボ、その他の技術系部署を含むすべての部門の職場が対象となっています。
NXPが積極的に行っているセーフティへの取り組みには、次のものが含まれます。
2023年において、安全衛生の法規制の不適合に関連して罰金や制裁措置を受けたインシデントはありませんでした。従業員や請負業者の労働災害による死亡者はありませんでした。
2023年のTCIR(インシデント発生率)は0.10という低い水準を維持しており、米国半導体工業会 (SIA) および欧州半導体産業協会 (ESIA) が最新の入手可能なデータに基づいて公表している半導体業界の平均(0.35~1.56)を大きく下回っています。
業務上の疾病や傷害の件数および労働時間は、毎年異なります。NXPは、業務上の疾病および傷害について低い発生件数を維持し続けています。これは、継続的に予防策を重視していることが寄与しているものと考えられます。引き続きすべての労働災害について調査し、根本原因および是正/予防措置を特定していきます。
重症率は、2023年も低い水準を維持しました。全拠点においてリスク削減とインシデント・マネジメントに重点を置いていることが、業界の平均を下回る5~8日という低い重症率に反映されています。NXPは、安全な職場を提供することの重要性を強調し続けています。傷害発生率を測定するのみならず、傾向の把握、前年比分析、および傷害の種類のカテゴリ化を実施することで、是正措置の特定に役立てています。
EHSや製品の環境コンプライアンスなど、NXPのサステナビリティへの取り組みに関するお問い合わせはこちらにお寄せください。