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NXPのアナログ製品開発ボードは、NXP製品の評価を目的とした使いやすいプラットフォームです。さまざまなアナログ・ソリューション、ミックスド・シグナル・ソリューション、パワー・ソリューションに対応しています。実績のある大容量テクノロジを使用したモノリシック集積回路およびシステム・イン・パッケージ (SiP) デバイスを搭載しています。NXP製品は、最先端システムへの電源供給において、より長いバッテリー寿命、より小さいフォーム・ファクタ、より少ない部品数、より低いコスト、より優れたパフォーマンスを実現します。
このページでは、TEA2376DB1602 300 WインターリーブPFCデモ・ボードをセットアップして使用する手順について説明します。
TEA2376DB1602キットには以下のものが含まれています。
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このキットの作業をする際は、キットの内容物のほかに以下のハードウェアが必要になるか、または使用すると役立ちます。
RDK01DB1563 USB-I²Cプログラミング・インターフェース
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TEA2376DB1602v2デモ・ボードは、90 V (RMS)~264 V (RMS)(ユニバーサル電源)の電源入力電圧で動作します。
TEA2376DB1602v2デモ・ボードには、2つのサブ回路が組み込まれています。
このデモ・ボードの目的は、標準的な設計における各種動作モードをはじめ、単一出力電源でのTEA2376DTとTEA2209Tの動作を実証および評価することです。最新の低負荷およびスタンバイ要件を含む一般的な標準をサポートする性能を備えています。TEA2376およびTEA2209コントローラICを使用した電源開発の起点として活用できます。
アクティブ・ブリッジ整流器付きインターリーブPFCの利点を示すために、TEA2376DB1602V2ボードの設計は、標準的なタイプのMOSFETを使用したヒートシンクなしの片面銅PCB上で行われました。
記号 | 説明 | 条件 | 値 | 単位 |
---|---|---|---|---|
Vi | 入力電圧 | AC | 90~264 | V (RMS) |
Fi | 入力周波数 | - | 47~63 | Hz |
Pi(no load)_mains | 無負荷入力電力 | 230 V/50 Hz時 | < 35 | mW |
Pi(no load)_VCC | 無負荷入力電力 | VCC = 16 V (DC) 時 | < 15 | mW |
Vo | 出力電圧 | 通常モード | 395 | V |
Vo(min, max) | 出力電圧変動 | 負荷ステップ応答 | < 10 | % |
lo | 出力電流 | 連続 | 0~0.76 | A |
lo | 出力電流 | 公称Voでのピーク | > 1 | A |
tstart | 起動時間 | 115 V/60 Hz、lo = 0.76 A | 100 | ms |
PF | 力率 | lo = 0.76 A | 0.99 | - |
η | 効率 | 115 V/60 Hz lo = 0.76 A | > 96 | % |
η | 効率 | 230 V/50 Hz lo = 0.76 A | > 98 | % |
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TEA2376DB1602v2ボードでは、TEA2376DT (SO14) バージョンが使用されています。このバージョンには、パラメータの変更に使用できるI²C通信用の2本の専用ピンが備えられ、製品開発に役立ちます。電源の動作中に、設定の変更や動作ステータス情報の監視が可能です。
電源開発時には、USB-I²Cインターフェースを搭載したWindows OS PC上でRingoソフトウェアを使用してICと通信を行うことができます(RDK01DB1563キットの一部としてTEA2016DB1514を利用可能)。GUIを備えたTEA2376 Ringoソフトウェアが正しいプロトコルを提供し、ICの設定変更やステータス情報の読み取りのためのいくつかのオプションとツールも利用できます。
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TEA2016DB1514インターフェース・ボードは、TEA2376コントローラのパラメータをコンピュータから設定するための開発ツールです。付属のRingo TEA2376開発ソフトウェアは、コンピュータにインストールできるグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) を備えています。
このインターフェースとソフトウェアは、電源開発の際にラボ環境でのエンジニアリング作業に使用することを想定して設計されています。民生用途やインダストリアル用途には適していません。
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Ringo TEA2376ソフトウェアを含むzipファイルをコンピュータ上のフォルダにダウンロードし、ファイルを解凍します。
Ringoソフトウェアを動作させるには、USB-I²Cプログラミング・インターフェース用のFT232Hドライバをインストールする必要があります。このインストールは、USB経由で初めてインターフェースを接続すると自動的に行われます。ドライバが自動的にインストールされない場合は、付属のドライバを使用して手動でインストールできます。
重要:FT232Hドライバがインストールされていない場合、Ringoソフトウェアは機能しません。
Ringoプログラムのインストール操作は必要ありません。Ringo.exeをダブルクリックすると起動できます。Ringoソフトウェアから使用できるよう、その他のファイルやフォルダは同じディレクトリに置いておきます。
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TEA2376DB1602デモ・ボードには、動作中にI²C経由で通信できるTEA2376DT ICサンプルが含まれています。これは3ピン接続でインターフェースに接続されます。
ケーブル付きI²C-USBインターフェース(RDK01DB1563キット)は、MTPに設定が格納されている最近のいくつかのNXP電力変換コントローラICに使用できます。
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Q:Ringo.exeが起動しません。
Q:インターフェースを接続しない状態でRingoを操作できますか?
Q:USB-I²Cインターフェースを接続しても動作しません。
Q:ICと通信できません。
Q:ボードの改造や修理を行いたいのですが、回路図はありますか?
Q:ボード上のLEDにはどのような機能がありますか?
Q:RDK01DB1563キットを購入する必要がありますか?または自分でインターフェースを構築することもできますか?