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1
接続2
ソフトウェアの入手3
ビルドと実行4
作成Something went wrong! Please try again.
ボードには2つのmicro-USBコネクタがあります。下部のコネクタ (J12
) は、プログラミング、デバッグ、仮想シリアル・ポートに対応するオンボードOpenSDA用です。上部のコネクタ (J26
) は、CP2012Nにより実現される仮想シリアル・ポートとして使用されます。どちらのmicro-USBコネクタもボードへの給電に使用できます。OpenSDA用のUSBケーブルを下部のコネクタに差し込みます。
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MC56F80000-EVKボードには、スイッチのLEDの簡単なデモが搭載されています。緑色のLED D2が点灯し、ボードの電源がオンになったことを示します。D7、D8、D5のLEDが順々に点灯し、その後順々に消灯します。
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MC56F80000-EVK用ソフトウェアのインストール
NXPは、CodeWarrior IDEというツールチェーンを無償で提供しています。このIDEには多くのバージョンがありますが、MC56F80xxxをサポートするには、MCU用CodeWarriorのバージョンがv11.2以降である必要があります。
CodeWarrior v11.2のインストール手順を以下に示します。
com.freescale.mcu11_2.dsc.updatesite.zip
」ファイルを同じディレクトリにダウンロードします。 .exe
ファイルをクリックし、手順に従ってインストールを完了します。 Something went wrong! Please try again.
MCUXpressoソフトウェア開発キット (SDK) は無償で利用することができ、オープンソースのライセンスに基づいて、すべてのハードウェア抽象化およびペリフェラル・ドライバ・ソフトウェアのすべてのソース・コードが提供されます。
MC56F80000-EVK向けSDKの最新リリースのダウンロード方法を以下に示します。
56F807xxシリーズのすべての製品がここに表示されます。この評価ボードではMC56F80748が使用されているため、ここでは「MC56F80748」を選択します。別の製品を使用している場合は、該当する製品を選択して適切なSDKパッケージをダウンロードしてください
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FreeMASTER は、組込みソフトウェア・アプリケーションの実行時の設定および調整を可能にするユーザー・フレンドリーなリアルタイム・デバッグ・モニタおよびデータ可視化ツールです。下のボタンをクリックして、最新のFreeMASTERをダウンロードしてください。
OpenSDAにより、MC56F80000-EVKでのFreeMASTER向け仮想COMポート通信がサポートされています。
MC56F80000-EVKでCP210xのUSB-UARTブリッジ仮想COMポート通信を使用する場合は、CP210xドライバをダウンロードしてインストールする必要があります。CP210x Windowsドライバv6.7.6であれば正常に動作します。
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MCUXpresso Config Toolsは、ユーザーがMCUXpresso SDKプロジェクトを新規に作成するための構成ツールの統合スイートであり、カスタム・ボード・サポート用の初期化Cコードを生成するためのピンとクロックのツールも備えています。最新バージョンのMCUXpresso Config Toolsをインストールすることを推奨します。
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多くのMCUXpresso SDKサンプルは、MCU UART経由でデータを出力します。必ずターミナル・アプリケーションをインストールしてください。
ターミナル・アプリケーションの使用方法がわからない場合は、Tera TermチュートリアルまたはPuTTYチュートリアルのいずれかのチュートリアルをお試しください
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MCUXpresso SDKには、サンプル・アプリケーション・コードが豊富に用意されています。利用可能なコードを確認するには、SDKをインストールしたフォルダの「SDKボード」フォルダを参照し、「mc56f80000evk」を選択します (< SDK_Install_Directory>/boards/mc56f80000evk
)。
特定のサンプル・コードの詳細については、サンプルのディレクトリにあるreadme.txtファイルを開いてください
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興味のあるデモ・アプリケーションやドライバのサンプルがいくつかあれば、それを自分でビルドおよびデバッグする方法を知りたくなることでしょう。以下のガイドでは、CodeWarrior IDEでサンプル・コードを開いてビルドやデバッグを行う方法について、わかりやすく手順に沿って解説しています。
/boards/ mc56f80000evk/demo_apps/hello_world
に移動し、「codewarrior」を選択して、[OK]をクリックします。 注:ここでプロジェクトを変更しないでください。変更すると、SDK パッケージが変更されます。また、このプロジェクトはSDKパッケージにリンクされているため、他のユーザーに送信しないでください。スタンドアロン・プロジェクトの新規作成方法については、次のセクションを参照してください。
この時点で、[Workbench(ワークベンチ)]ウィンドウの[CodeWarrior Project(CodeWarriorプロジェクト)]ビューにプロジェクトが表示されています。プロジェクトには、最適化の構成とメモリ・モデルが異なる4つのビルド構成があります。'flash_sdm_lpm_debug'
と 'flash_ldm_lpm_debug'
は速度最適化レベル1として構成され、'flash_sdm_lpm_release'
と'flash_ldm_lpm_release'
は速度最適化レベル4として構成されます。また、'flash_sdm_lpm_debug'
と 'flash_sdm_lpm_release'
はスモール・データ/ラージ・プログラム・メモリ・モデルとして構成され、'flash_ldm_lpm_debug'
と'flash_ldm_lpm_release'
はラージ・データ/ラージ・プログラム・メモリ・モデルとして構成されます。
構成名をクリックして、目的のビルド構成を選択します 。
プロジェクトがコンパイルされたので、ボードにダウンロードしてプロジェクトを実行できます。MC56F80000-EVKが接続されていることを確認してください。
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MC56F80000-EVK向けアプリケーションを作成します
ベアメタル・プロジェクトが望ましい場合は、CodeWarriorの新規プロジェクト・ウィザードを使用して新規プロジェクトを作成します。CodeWarriorを使用して、ベアボード・プロジェクトを作成して編集する方法を以下に示します。
ベアメタル・プロジェクトが望ましい場合は、CodeWarriorの新規プロジェクト・ウィザードを使用して新規プロジェクトを作成します。CodeWarriorを使用して、ベアボード・プロジェクトを作成して編集する方法を以下に示します。
新規プロジェクトには、最も変更を必要とするmain.c
、Flash_config.c
、Cpu.c
という3つのファイルがあります。
[Project_Settings] > [Startup_Code]>[Cpu.c]
を選択して、このファイルを開きます。デフォルトでは、PLLを搭載した8 MHz内部クロックが使用されています。他のクロック・ソースを選択するには「CLOCK_CONFIG」を変更します Flash_config.c
には、FCF (Flash Configures Field) を設定する配列変数が含まれていますmain.c
では、不要なサンプル・コードを削除しますが、以下の2行を維持します Something went wrong! Please try again.
SDKに基づいて新規プロジェクトを作成するには、MCUXpresso Config Toolsを使用します。
次の手順では、MCUXpresso Config Toolsを使用してプロジェクトを作成する方法を説明します。
次に、MCUXpresso Config Toolsの一部であるクロック・ツールを使用し、クロックの設定を変更します。
.mex
」ファイルをダブルクリックします次に、MCUXpresso Config Toolsの一部であるピン・ツールを使用し、プロジェクトに新しいGPIOピンを追加してLEDを点滅させる方法を紹介します
.mex
」ファイルをダブルクリックしますオプションA:[Peripherals signals(ペリフェラルの信号)]ウィンドウでGPIOFを検索し、[GPIOF]の横のボックスをクリックします。次に、ポップアップ・ウィンドウで [GPIO6]を選択し、[Done(完了)]をクリックします。ピンが[Routing Details(ルーティング詳細) ]ウィンドウに表示されます。
オプションB:[Routing Details(ルーティング詳細)]ウィンドウに新しい行を直接追加します。[Peripheral(ペリフェラル)]ボックスをクリックして[GPIOF]を選択し、[Singal(信号)]ボックスで[GPIO,6]を選択します。
次に、MCUXpresso Config Toolsの一部である「ペリフェラル・ツール」を使用して、LEDの点滅頻度の制御用にPITを設定する方法を示します。
.mex
」ファイルをダブルクリックしますテンプレートが変更され、MC56F80000-EVKの赤色LEDが点滅します。
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Tera Termは、広く利用されているオープン・ソースのターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。
PuTTYは、広く利用されているターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。
*.exe
ファイルをダブルクリックするか、[Start(スタート)]メニューから選択して、PuTTYを起動します
MC56F80000-EVKだけでなく、プロジェクトに他のNXPソリューションやソフトウェアも統合して、世界中の設計コミュニティと連携しましょう。
MC56F80000-EVKのフォーム・ファクタはLVPMSMおよびLVBLDCモータ制御プラットフォームと互換性があり、モータ制御機能を強化します。詳細については、FRDM-MC-LVPMSMおよびFRDM-MC-LVBLDCをご覧ください。
他のエンジニアとつながり、DSCとMCUXpressoのソフトウェアやツールを使用した設計に関して専門的なアドバイスを受けることができます。以下の2つの専門コミュニティのいずれかで、コミュニティ・ディスカッションにご参加ください。