お客様の素早い設計とより早い製品化を実現する、技術情報と専門知識をご紹介します。
1
接続2
ソフトウェアの入手3
ビルドと実行4
SDKサンプルの変更
KW45B41Zボードの動作テストを行いましょう。ショート・ビデオで手順を視聴するか、以下に記載された詳細な手順を参考にして、作業を進めてください。
KW45B41Zボードには、ボードのさまざまな機能をテストする診断デモが事前にプログラム済みです。このプログラムは、MCU-LINK VCOM出力を利用します。この出力は、ホスト・コンピュータへのSerial-to-USBブリッジとして機能するデバッグ・プローブ (J14) に接続され、CMSIS-DAPデバッグ・インターフェースを提供します。
Something went wrong! Please try again.
MCUXpresso IDE、IAR、Keilの各ツール向けに設定されているほとんどのMCUXpresso SDKサンプルやこのクイック・スタート・デモでは、表示出力用にMCU UARTを使用しています。ターミナル・アプリケーションの使用方法がわからない場合は、MCUXpressoターミナル・チュートリアル、Tera Termチュートリアル、PuTTYチュートリアルのいずれかを試してください。
Something went wrong! Please try again.
micro USBケーブルをコネクタJ14
からホスト・コンピュータまたは電源に接続して、ボードの電源を入れ、デモ・プログラムを実行します。デモは市販のBluetooth® Smart Ready製品を使用してテストできます。IoT Toolboxを使用してプロファイル機能を確認することもできます。難しい設定なしにそのまま利用する場合は、デバイスのAPP StoreからスマートフォンにIoT Toolboxをダウンロードしてください。
Something went wrong! Please try again.
IoT Toolboxアプリを開いたら、[Beacons(ビーコン)]アイコンを選択してビーコンがどういう機能か確認してください。
ビーコンは、3つのAdvertisingチャネルで送信される接続不可能なAdvertisingパケットです。パケットには次のフィールドがあります。
Something went wrong! Please try again.
NXPは、MCUXpresso IDEというツールチェーンを無償で提供しています。MCUXpresso v11.6.0以上をダウンロードしてください。
問題ありません。MCUXpresso SDKはIARなどの他のツールをサポートしています。
Something went wrong! Please try again.
MCUXpresso SDKは無償で利用することができ、オープンソースのライセンスに基づいて、すべてのハードウェア抽象化およびペリフェラル・ドライバ・ソフトウェアのソース・コード全体が提供されます。
MCUXpresso SDKは、MCUXpresso SDKのウェブサイト (mcuxpresso.nxp.com) から直接インストールできます。[Select Development Board(開発ボードの選択)]をクリックして、評価ボードを検索します。
[Search for Hardware(ハードウェアの検索)]検索ボックスに、選択したボード「KW45B41Z-EVK」を入力します。ボードをクリックして選択します。
右側に、KW45B41Z-EVK用にSDKをビルドするオプションが表示されます。そのボタンをクリックして、必要なミドルウェアを追加します。
SDKをビルドするために、利用可能なミドルウェアについて[Select All(すべてを選択)]をクリックします。次に下にスクロールして[Download SDK(SDKをダウンロード)]をクリックします。「Software Terms and Conditions(ソフトウェアの利用規約)」が表示されたら、[I agree(同意する)]を選択してダウンロードを開始します。
SDKパッケージがダウンロードされたら、MCUXpresso IDEの[Installed SDKs(インストール済みSDK)]ウィンドウにドラッグ&ドロップします。
別のツールチェーンを使用する場合は、以下のリンクを使用してKW45B41Z-EVK用のSDKリリースをダウンロードできます。
Something went wrong! Please try again.
MCUXpresso Config Toolsは、ユーザーがMCUXpresso SDKプロジェクトを新規に作成するための構成ツールの統合スイートであり、カスタム・ボード・サポート用の初期化Cコードを生成するためのピンとクロックのツールも備えています。MCUXpresso IDEの一部として、また別のIDEを使用する場合は個別ツールとして完全に統合されます。
以下の[MCUXpresso Config Toolsを入手する]をクリックして、Config Toolsインストーラを入手してください。
Something went wrong! Please try again.
MCU-Linkは、Windows 10、MacOS X、およびUbuntu Linuxオペレーティング・システム (OS) 上で実行されているホスト・コンピュータでサポートされます。各OSのMCU-Linkファームウェア・パッケージが用意されています。パッケージには、ホスト・デバイス・ドライバ、MCU-Linkファームウェア、およびCMSIS-DAPとJ-Linkファームウェア・オプションをプログラムするためのスクリプトが含まれています。
ホスト・デバイス・ドライバをダウンロードしてインストールし、MCU-Linkファームウェアをアップデートするには、次の手順に従います。
MCU-LINK_installer_Vx_xxx
ディレクトリにインストールまたは解凍されますJP20
を短絡させて、MCU-Linkを (USB) ISPモードに切り替えますJ14
コネクタをホスト・コンピュータのUSBポートに接続します。MCU-Linkは (USB) ISPモードで電源が入ります。ボードは、ヒューマン・インターフェース・デバイス (HID) クラス・デバイスとして列挙されますMCU-LINK_installer_Vx_xxx
ディレクトリにあります。提供されているスクリプトを使用して、CMSIS-DAPまたはJ-Linkファームウェア・オプションをプログラムしますJP20
を取り外してから、ボードを再接続しますSomething went wrong! Please try again.
Secure Provisioning SDK (SPSDK) は、NXP MCUポートフォリオ全体で動作する信頼性が高くて使いやすいPython SDK統合ライブラリです。お客様の迅速なプロトタイピングから生産の展開までをサポートする強力な基盤を提供します。
SPSDKをインストールするには、以下の手順に従ってください。詳細や、別のOSを使用している場合は、「Secure Provisioning SDK (SPSDK)」に記載されているインストール・ガイドを参照してください
要件
必ずPython 3.7以降をインストールしてください(旧バージョンの2.xはサポートされていません)
Windowsユーザーの場合:
C:\spsdk
を使用します同じフォルダ内で、仮想環境を作成してアクティブ化できます。
Python仮想環境を作成します。
python -m venv venv
仮想環境をアクティブ化します
venv\Scripts\activate
仮想環境がアクティブになると、現在の作業パスの横のかっこ内に仮想環境の名前が表示されます。
SPSDKを使用する場合は必ず仮想環境をアクティブ化する必要があります。毎回新しい環境を作成する必要はありません。手順3.bのみを繰り返してください。
python -m pip install --upgrade pip
c.pip install spsdk
spsdk -help
Something went wrong! Please try again.
KW45B41Zワイヤレス・コネクティビティ・ソフトウェアには、各コネクティビティ・スタック用にすぐにコンパイルして実行が可能なデモ・アプリケーションやドライバ・サンプルが付属しています。
このプロセスについて紹介するショート・ビデオを提供しています。または、以下に記載の手順に従ってください。
MCUXpresso SDKには、サンプル・アプリケーション・コードが豊富に用意されています。利用可能なコードを確認するには、SDKをインストールしたフォルダのSDKボード・フォルダを参照し、「KW45B41Z」(
) を選択します。
特定のサンプル・コードの詳細については、サンプルのディレクトリにあるreadme.txtファイルを開いてください。
Something went wrong! Please try again.
興味のあるデモ・アプリケーションやドライバのサンプルがいくつかあれば、それをビルドおよびデバッグする方法を知りたくなることでしょう。MCUXpresso SDKのスタート・ガイドでは、SDKでサポートされているすべてのツールチェーンのデモを設定、ビルド、およびデバッグする方法について、わかりやすく手順に沿って解説しています。
以下のガイドを使用して、MCUXpresso IDEを使用してサンプル・アプリケーションを開いてビルドやデバッグを行う方法を習得してください。
KW45B41Z SDKには、サンプル・アプリケーションが豊富に用意されています。
次の手順では、Cortex-M33アプリケーション向けにMCUXpresso IDEを使用したhello_worldデモ・アプリケーションについて説明します。MCUXpresso IDEのインストールについては、このスタート・ガイドのセクション「2. ソフトウェアの入手」に記載されています。
J14
「LINK USB」ポートに挿入し、ボードをコンピュータに接続します別のツールチェーンを使用する場合:
IARでのデモも提供しています。
次の手順に従ってhello_worldアプリケーションを開きます。このアプリケーションのコードは、Cortex M33コアとDSPコアの両方に対応します。以下の手順では、Cortex M33コアのコンパイルとデバッグの手順を取り上げています。
DSPコードのコンパイルとデバッグの手順については、「MCUXpresso IDEを使用する」チュートリアルのセクション2に記載されています。他のサンプル・アプリケーションでは、手順がわずかに異なる場合があります。アプリケーションによってはパスのフォルダ階層が深くなるためです。
IAR Embedded Workbench for Arm 9.10以上を使用してください。
/boards////iar
mu_pollingデモをサンプルとして使用する場合、パスは次のようになります。
/boards/KW45B41Z/dsp_examples/hello_world/cm33/iar
hello_world - Debug
」ターゲットを選択します注:ビルド・エラーが発生した場合は、正しいボードが選択されていることを確認します。プロジェクトを右クリックし、[Options(オプション)]>>[General Options(一般オプション)]>>[Target(ターゲット)]>>[Device(デバイス)]の順に進み、「NXP KW45B41Z83」を選択します。このボードはIAR Embedded Workbench for Armバージョン8.50.9以上でサポートされています。
J14
「Link USB」に接続しますmain()
関数まで実行されますhello_world
アプリケーションが実行されていますこのアプリケーションのDSP部分のコードのビルドやデバッグを行うには、「MCUXpresso IDEを使用する」チュートリアルを開き、「2. DSPアプリケーションのビルド」以降の手順に従います。
Something went wrong! Please try again.
使用しているアプリケーションのSDKバージョンに対応したNBUイメージを使用する必要があります。つまり、SDKをダウンロードする場合は、ワイヤレスSDKサンプルをロードする前に、SDKの次のフォルダに用意されているバイナリを使用してNBUイメージをアップデートします (../middleware/wireless/ble-controller/bin
)。
NBU FWには次の2種類のイメージがあります。
NBUをアップデートするには、SPSDKコマンドライン・ツールを使用します。
>> venv\Scripts\activate
JP25
に取り付けられていることを確認します>> nxpdevscan
>> blhost -p COM27 receive-sb-file path_to_SDK\kw45b41_nbu_ble_hosted_a1.sb3
Something went wrong! Please try again.
このプロセスについて紹介するショート・ビデオを提供しています。または、以下に記載の手順に従ってください。
オプションA:MCUXpresso IDEを使用して、サンプル・プロジェクトをインポートします。
次の手順では、汎用出力の操作方法について説明します。例としてワイヤレスUARTを取り上げます。
wireless_examples
]カテゴリを展開し、次に[bluetooh
]サンプルを展開したら、w_uart
の横にあるチェックボックスをクリックしてサンプルを選択します。出力用にデフォルトのセミホスティングではなくUARTを使用するには、[Project Options(プロジェクト・オプション)]にある[SDK Debug Console(SDKデバッグ・コンソール)]のチェック・ボックスで[UART]を選択します。その後、[Finish(完了)]をクリックしますKW45B41Zevk_wireless_uart_bm
」プロジェクトをクリックし、前述のようにデモをビルド、コンパイル、および実行します注:「ピン・ツールの使用」チュートリアルで、ボードの設定の変更方法について説明しています。
オプションB:MCUXpresso Config Toolを使用して、サード・パーティ製IDEで使用するために既存のMCUXpresso SDKのサンプルのクローンを作成します。
次の手順では、汎用出力の操作方法について説明します。この例では、LED点滅プロジェクトを設定し、LEDの輝度を変更します。
次に、クローンを作成するプロジェクトを選択します。この例では、GPIO LED出力プロジェクトを使用します。フィルタのボックスに「led」と入力してプロジェクトを絞り込み、「led_blinky」プロジェクトを選択します。また、プロジェクトのクローンの作成先と名前を指定することもできます。[Finish(完了)]をクリックします。
注:「ピン・ツールの使用」チュートリアルで、ボードのLED出力ピンの変更方法について説明しています。
Something went wrong! Please try again.
次に、MCUXpresso Config Toolsのピン・ツールを使用し、プロジェクトに新しいGPIOピンを追加してLEDを点滅させる方法を紹介します。
注:従来は、前のステップのようにSDKプロジェクトのクローンを作成する必要がありました。
pin_mux.c
ファイルとpin_mux.h
ファイルをエクスポートして、これらの変更をプロジェクトに実装します。メニュー・バーの[Update Project(プロジェクトの更新)]をクリックします注:ヘッダーが変更されるため、クロックおよびその他のファイルも更新済みとしてタグ付けされる場合があります。
pin_mux.c
ファイルを開きますSomething went wrong! Please try again.
最新バージョンのMCUXpresso IDEには、ターミナル・エミュレーション・アプリケーションが含まれています。このツールは、お使いのNXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示するために使用できます。
Tera Termは、広く利用されているオープン・ソースのターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。
PuTTYは、広く利用されているターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。