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NXPのアナログ製品開発ボードは、NXP製品の評価を目的とした使いやすいプラットフォームです。さまざまなアナログ・ソリューション、ミックスド・シグナル・ソリューション、パワー・ソリューションに対応しています。実績のある大容量テクノロジを使用したモノリシック集積回路およびシステム・イン・パッケージ (SiP) デバイスを搭載しています。NXP製品は、最先端システムへの電源供給において、より長いバッテリー寿命、より小さいフォーム・ファクタ、より少ない部品数、より低いコスト、改善されたパフォーマンスを実現します。
このページでは、RDGD31603PHSEVMボードをセットアップして使用する手順について説明します。
RDGD31603PHSEVMには以下のものが含まれています。
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このリファレンス・ボードの作業をする際は、キットの内容物のほかに以下のハードウェアが必要になるか、または使用すると役立ちます。
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このリファレンス・デザインには、Windows PCワークステーションが必要です。この評価ボードで作業する際は、これらの最低限の仕様を満たすことで良好な結果が得られます。
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このリファレンス・デザインで作業するには、ソフトウェアのインストールが必要です。記載されているすべてのソフトウェアは、RDGD31603PHSEVMの情報ページから入手できます。
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RDGD31603PHSEVMは、6つのGD3160ゲート・ドライバを実装し、フォルト・マネジメントとサポート回路を備えた、フル機能の三相インバーター評価ボードです。このボードは、3つのハイサイド・ゲート・ドライバと3つのローサイド・ゲート・ドライバを個別にプログラミングするためのSPIデイジー・チェーン通信をサポートします。
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Freedom KL25Zは、Arm® Cortex®-M0+プロセッサに基づいて構築されたKinetis® LシリーズKL1x (KL14/15) およびKL2x (KL24/25) MCU向けの超低コスト開発プラットフォームです。
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KITGD3160TREVB変換器は、MCUの3.3Vから5.0VのSPI通信への信号レベル・シフトを可能にします。
図1. 変換器ボード
ジャンパ | 位置 | 機能 |
---|---|---|
VCCSEL (J3 ) |
1-2 | 5.0 V互換ゲート・ドライブに対して5.0 Vを選択 |
2-3 | 3.3 V互換ゲート・ドライブに対して3.3 Vを選択 | |
PWMH_SEL (J4 ) |
1-2 | KL25Z MCUからのPWMハイサイド制御を選択 |
2-3 | 光ファイバ・レシーバ入力からのPWMハイサイド制御を選択 | |
PWML_SEL (J5 ) |
1-2 | KL25Z MCUからのPWMローサイド制御を選択 |
2-3 | 光ファイバ・レシーバ入力からのPWMローサイド制御を選択 |
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RDGD31603PHSEVMハーフブリッジ評価ボードの概要
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RDGD31603PHSEVM向けのソフトウェアには、FlexGUIツールが付属しています(NXP.comから入手可能)。キット内のFRDM-KL25Zには、必要なファームウェアがインストール済みです。
他のソフトウェアやPWMを使用してテストする場合でも、このソフトウェアをバックアップ用にインストールすることをお勧めします。デバッグに役立てることもできます。
最新バージョンのFlexGUIは、GD3100およびGD3160をサポートしています。Windows 10またはWindows 8ベースのオペレーティング・システムで動作します。このソフトウェアをインストールするには、次の手順に従います。
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図2. FRDM-KL25Zのセットアップとインターフェース
デフォルトでは、このキットに同梱されているFRDM-KL25Zは、キットで利用可能な最新のファームウェアで事前にプログラム済みです。
マイクロコードがプログラム済みでボードが正常に機能していることをすぐに確認するには、KL25Zをコンピュータに接続し、FlexGUIを開いて、下部にあるソフトウェアのバージョンが6.4以降であることを確認します。
ボードのリセット、再プログラミング、データの破損などによって機能が失われた場合は、次の手順に従ってマイクロコードを書き換えることができます。
アップロードされたすべてのファームウェアは、FRDM-KL25Zでリセット・ボタンが押されるまでは不揮発性メモリに保存されます。電源を投入する度にこのプロセスを繰り返す必要はありません。また、電源プラグを抜くことでデータが消失することはありません。
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下図に示すように、KITGD3160TREVBが取り付けられたRDGD31603PHSEVMで、WindowsベースのPCとFlexGUIソフトウェアを使用します。
注:ダブル・パルス試験および短絡試験はU相でのみ実行できます。
テストに必要な推奨機器:
図3. KITGD3160TREVBとFlexGUIを使用した評価セットアップ
図4. KITGD3160TREVBとFlexGUIを使用した評価セットアップ
図5. MPC5744P MCU開発キットを使用した評価セットアップ
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GD3160:SiC MOSFET/IGBT用の高度なシングル・チャネル高電圧絶縁車載ゲート・ドライバのページに加えて、次のページもご覧ください。
NXPのいずれかのコミュニティ・サイトで、他のエンジニアとつながり、RDGD31603PHSEVMを使用した設計に関する専門的なアドバイスを受けることができます。