FlexCANコントローラは、CANプロトコル(ISO 11898-1)、Flexible Data Rate(CAN FD)を備えたCAN、およびCAN 2.0 Bプロトコル仕様を実装した、高度に構成可能で合成可能なコアであり、NXP Semiconductorsのシリコン実証済みの技術を基に構築されています。

特長

  • CAN FDおよびCAN 2.0 Bの完全な実装
  • ISO 11898-1準拠
  • 柔軟なメールボックスの構成
  • メールボックスごとの個別Rxマスクレジスタ
  • フル機能のRx FIFO、最大6フレームを格納
  • 送信中止機能
  • リッスン専用モード
  • セルフテスト動作をサポートするループバックモード
  • プログラム可能な送信優先度方式
  • 16ビットのフリーランニングタイマーに基づくタイムスタンプ(オプションで外部タイムティック付き)
  • 低出力モードで、バスのアクティビティ時にプログラム可能なウェイクアップを使用するか、受信フレームと一致させる(ネットワークを装う)
  • 高速データレートでのCAN FD Txのトランシーバ遅延補償
  • メモリ読み取りの検出と修正(ECC)
  • SystemVerilog統合テストベンチには、いくつかの使用シナリオが含まれています
USB

パートナーのSilvacoがFlexCANコントローラーの配布を担当します。Silvacoは、アナログ/ミックスドシグナル、パワーIC、メモリ設計に使用されるソフトウェアツールの大手EDAプロバイダーです。

カリフォルニア州サンタクララに本社を置くSilvacoは、30年以上にわたり北米、ヨーロッパ、日本、アジアにオフィスを構え、TCAD、SPICE Modeling、PDK開発に迅速かつ低コストのサービスを提供しています。2016年6月にSilvacoはSemiconductor IP blocksベンダーのIPextremeを買収し、現在はSilvacoのIP部門(IPextremeブランドの下)となっています

USB IPはNXPが所有していますが、Silvacoを通じてパッケージ、販売、サポートされています

オプション

オプション 範囲
IRMQ_EN はい、またはいいえ
ロック_IRMQ はい、またはいいえ
ECC_EN はい、またはいいえ
DMA_EN はい、またはいいえ
終了(_E) はい、またはいいえ
FD_EN はい、またはいいえ
NUMBER_OF_MB 16, 32, 64, 96, 128

成果物

Verilog RTLソースコード
テストスイートを備えたテストベンチ
ユーザーズガイドと統合ガイドを含むマニュアル
テクノロジーに依存しない統合の制約