NFCによるマシン・アクセス制御
NXPは、セキュリティを備えた接触型および非接触型識別の分野をリードしており、安全でセキュアかつ堅牢性と信頼性に優れたアクセス制御ソリューションのエキスパートであり続けています。NXPでは、ユーザー・インターフェースおよび各種ロック機構を駆動するデバイスを取り揃えています。また、接触型と非接触型のどちらの識別システムを使用した設計にも対応する、さまざまなソリューションを提供しています。これらのNXPデバイスを組み合わせることで、極めて強力なアクセス制御ソリューションを実現可能です。
製品詳細
対応製品
セキュリティ＆認証
認証
- SE051: EdgeLock® SE051：更新機能とカスタム・アプレットのサポートを備えた実証済みで使いやすいIoTセキュリティ・ソリューション
プロセッサ＆マイクロコントローラ
K6xイーサネット
- K64_120: Kinetis® K64-120 MHz, 256 KB SRAM Microcontrollers (MCUs) Based on Arm® Cortex®-M4 Core
RFID
MIFARE DESFire
- MIFARE_DESFIRE_LIGHT: MIFARE® DESFire® Light
特長
性能
- Arm® Cortex®-M4コア + DSP。120 MHz、シングルサイクルMAC、SIMD (Single Instruction Multiple Data) 拡張命令、単精度浮動小数点演算ユニット
- 最大16チャネルのDMA。ペリフェラルとメモリの処理に対応し、CPU負荷の低減とシステム・スループットの高速化を実現
- クロスバー・スイッチ。同時マルチリーダー・バス・アクセスを可能にし、バス帯域幅を向上
- 独立したフラッシュ・バンクにより、性能低下や複雑なコーディング作業を伴うことなく、コード実行とファームウェアのアップデートが同時に可能
超低消費電力
- パワー/クロック・ゲート機能を備えた柔軟な低消費電力モードにより、最適なペリフェラル動作と復帰時間を実現。停止時の消費電流は340 nA未満、動作時の消費電流は250 µA/MHz未満、ストップ・モードから4.5 µsでウェイクアップ
- 1.71 Vで完全なメモリ/アナログ動作を実現し、バッテリ寿命を延長
- 最大で7つの内部モジュールと16本のピンをウェイクアップ・ソースとして利用可能な低リークのウェイクアップ・ユニットにより、LLS (Low-Leakage Stop) / VLLS (Very Low-Leakage Stop) モードを実現
- 低消費電力タイマにより、消費電力を抑えながら連続したシステム動作が可能
NFCの特長
- 高出力 (2 W) かつ充実した機能のトランスミッタ：DPC 2.0（ホストMCUに処理負荷をかけない動的電力制御）
- 3.3 V単一電源で最大TX（トランスミッタ）出力が可能
- 1本の差動アンテナまたは2本のシングルエンド・アンテナの接続
- 堅牢なレシーバ：自動設定、TFTディスプレイ・ノイズに対する高度な非感受性によりRF性能が向上
- 遠距離通信向けカード・モードでのアクティブ負荷変調を備えたフルNFCフロントエンド
- 関連するすべてのRFプロトコルを実装
- NXP独自のNTAG5通信向け高速データ・レート（最大212 Kbit）
- 超低消費電力でのカード検出により、平均消費電力を低減
ドキュメント
クイック・リファレンス ドキュメンテーションの種類.