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Wireless Wednesdayへようこそ。毎週水曜日に、ワイヤレス・コネクティビティの重要なトピックに関する記事、ビデオ、ブログをお届けしています。
今週のビデオでは、FRDM-RW612トライラジオ・ワイヤレスMCU開発ボードでのZephyrの利用を迅速かつ簡単に始める方法をご紹介します。VS CodeとNXP MCUXpressoプラグインを使用することで、IDE内からZephyrに簡単にアクセスできます 。FRDM-RW612ボードでは複数のサンプルを使用できますが、このビデオでは「Hello World」サンプルを使用します。
RW612トライラジオ・ワイヤレスMCUではZephyr、VS Code、MCUXpressoがサポートされており、開発を容易に進めることができます。詳細については、MCUXpresso for VS Codeのページを参照してください。
Zephyrをリアルタイム・オペレーティング・システム (RTOS) として使用する場合、コミュニティで管理されているオペレーティング・システム、ドライバ、共通RTOSプラットフォームを利用できるなど、さまざまな利点が得られます。また、Zephyrは標準化されたAPIを利用するため、デバイス間でのコード移植が非常に簡単です。RW61x、MCX、i.MX RTなど、NXPのMCUファミリ全体でZephyrアップストリームがサポートされます。
FRDM-RW612でVS Codeを使用するZephyrスタートアップ・ガイドのビデオ
Masa Mwamboは、ワイヤレス・コネクティビティ部門で顧客向けにダイレクト・テクニカル・サポートを提供しています。Wi-Fi、Bluetooth、Thread、Matterの各チップセットを扱っており、特にMatterスマートホーム、全般的なIoTソリューション、自動車ワイヤレス・テクノロジの実現に注力しています。さらに、Masa MwamboはZephyr OSを利用するNXPワイヤレス・チップセットをサポートし、急速に進化するIoTエコシステムの中でも顧客が革新と成功を続けられるよう支援しています。
現在、Gisselle Contreras-Velardeはワイヤレス・コネクティビティのフィールド・アプリケーション・エンジニアを務め、主にWi-Fi、Bluetooth、802.15.4に対応する製品を担当しています。電気工学の学士号を取得しており、NXPに在籍して3年目となります。カリフォルニア州サンノゼのオフィスに勤務しています。
タグ: ワイヤレス接続の追加, テクノロジ, ワイヤレス・コネクティビティ