S32K396-BGA-DC1評価ボードのスタート・ガイド

最終更新日時： Jun 10, 2024サポート S32K39/37/36電動化マイクロコントローラ評価ボード

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    接続

お客様の S32K39/37/36電動化マイクロコントローラ評価ボード

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1. パッケージの内容

1.1 S32K396-BGA-DC1評価ボードについて

S32K396-BGA-DC1 Features

S32K396-BGA-DC1 Features

1.2 ブロック図の特長

S32K396-BGA-DC1 Evaluation Board features

S32K396-BGA-DC1 Evaluation Board features

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2. ソフトウェアの入手

2.1 最新のS32DSのダウンロードとインストール

S32 Design Studio IDE for S32 Platformをダウンロードしてインストールします。［S32 Design Studio for S32 Platform v.3.5］をクリックします。

ダウンロード

2.2 S32 Design Studioのアップデート

  1. Design Studioを実行します
  2. メニューに移動し、［Help（ヘルプ）］>［S32DS Extensions and Updates（S32DSの拡張と更新）］をクリックします
  3. ［Available/Update（利用可能/更新）］を選択し、青い更新アイコンの付いているものをすべてインストールします

2.3 S32K396開発パッケージのダウンロードとインストール

  1. 車載ソフトウェア・パッケージ・マネージャからS32K39ソフトウェア・バンドルをインストールします
  2. 統合ソフトウェア・バンドルを開き、［S32 Design Studio RTM 3.5.6_D2309］を選択します
  3. ［Generate Bundle Installer（バンドル・インストーラの生成）］をクリックし、指示に従います

2.4 S32K3xx開発パッケージおよびRTDのインストール

  1. メニューに移動し、［Help（ヘルプ）］>［S32DS Extensions and Updates（S32DSの拡張と更新）］をクリックします
  2. ［Manage Sites（サイトの管理）］をクリックします

    Click on Manage Sites

    Click on Manage Sites
  3. ［Add（追加）］ボタンをクリックします
  4. ［Archive（アーカイブ）］ボタンをクリックし、ダウンロードしたK396開発パッケージ・アーカイブ・ファイルを選択します
  5. ［OK］をクリックします
  6. ［Apply and Close（適用して閉じる）］をクリックします
  7. S32K396開発パッケージを選択してインストールします

2.5 RTDドライバのインストール

  1. メニューに移動し、［Help（ヘルプ）］>［S32DS Extensions and Updates（S32DSの拡張と更新）］をクリックします
  2. ［S32K396 RTD AUTOSAR R21-11 Version 3.0.0］を選択してインストールします

2.6 LED D35のプロジェクトの作成

  1. メニューに移動し、［New（新規）］>［S32DS Project from Example（サンプルに基づいたS32DSプロジェクト）］をクリックします
  2. ［S32K396 AUTOSAR 4.4 - R21-11 RTD 3.0.0 D2303 Example Projects（S32K396 AUTOSAR 4.4 - R21-11 RTD 3.0.0 D2303サンプル・プロジェクト）］を開き、［Port_Example_S32K396］を選択します
  3. mexファイルを開いて必要なRTDファイルを生成します
  4. ［Update Code（コードの更新）］をクリックします
  5. ソース・コード・ビューに戻ります
  6. ハンマー・アイコンをクリックしてプロジェクトをビルドします

2.7 ボードへのコードのプログラム

  1. 外部デバッガを使用する場合
    1. ボードはデフォルトで、J20に接続された外部デバッガを使用するように設定されています
    2. 外部デバッガを接続し、S32DSによって生成されたelfをプログラムします
  2. オンボードOpenSDAデバッガを使用する場合
    1. OpenSDAを使用するようにデバッガ選択ジャンパを変更します（J16、J17、J18、J19の1-2の位置）
    2. USBケーブルでボードをPCに接続し、12V電源をボードに接続します。SW10がOFFポジションにあるときに電源をボードに接続し、12 Vが印加されたら、ONポジションに切り替えます
    3. Design Studioに戻り、デバッグ・アイコンをクリックし、［Debug Configurations（デバッグ設定）］を選択します
    4. ［GDB PEMicro Interface Debugging（GDB PEMicroインターフェースのデバッグ）］>［xxx_Debug_FLASH_PNE］を選択します。xxxはサンプルから作成したプロジェクトの名前です
    5. ［PEmicro Debugger（PEmicroデバッガ）］を選択し、［Port（ポート）］にデバイスが表示されていない場合は、［Refresh（再読み込み）］ボタンをクリックします
    6. ［Debug（デバッグ）］ボタンをクリックします
    7. ［Switch（切り替え）］ボタンをクリックして、デバッガ・ビューに移動します
    8. デバッガ・ウィンドウの［Run（実行）］ボタンをクリックします
    9. D35が10回点滅します

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3. 接続

3.1 S32K396-BGA-DC1のジャンパの設定

S32K396-BGA-DC1 Connectors and Jumpers Description

S32K396-BGA-DC1 Connectors and Jumpers Description

3.2 デバッガの接続

ボードをスタンドアロンで使用する場合は、ジャンパJ3、J4、J6、J7を設定します。

ジャンパ 設定 選択
J3 1-2（デフォルト） 12 V電源のソース
J4 2-4 5 V電源のソース
J6 2-4 1.5 V電源のソース
J7 2-4 3.3 V電源のソース

S32K396 BGA DC1は3つの異なるデバッガをサポートしていますが、ジャンパJ16、J17、J18、J19を設定した場合に同時に使用できるのは1つだけです。デフォルトでは、ボードはコネクタJ20に接続された外部デバッガを使用するように設定されています。

デバッガ選択表。

デバッガ J16、J17、J18、J19の設定
オンボード (J15) 1-2
外部 (J20) 2-4（デフォルト）
外部トレース (P1) 2-3

3.3 導入方法

  1. J6、J7、J4の位置を2-4の位置に変更します（FS26デバイスで生成されるMCU電源）
  2. 12 V外部電源をジャック・コネクタJ1に接続します
  3. メイン・スイッチSW10をオンにしてボードの電源を入れます

3.4 S32K396-BGA-DC1評価ボードのジャンパの設定

その前に、下図を参考に、SW10の電源スイッチを接続します（3の位置）。

Debugger Connections

Debugger Connections

S32K396 BGA DC1は3つの異なるデバッガをサポートしていますが、ジャンパJ16、J17、J18、J19を設定した場合に同時に使用できるのは1つだけです。デフォルトでは、ボードはコネクタ J20に接続された外部デバッガを使用するように設定されています。

デバッガ選択表。

デバッガ J16、J17、J18、J19の設定
オンボード (J15) 1-2
外部 (J20) 2-4（デフォルト）
外部トレース (P1) 2-3

電源については、電源アダプタ（12 V出力）を使用します。これは同梱されており、J1に接続します。

その前に、下図を参考に、SW10の電源スイッチを接続します（3の位置）。

下図を参考に、12 V電源をJ1に接続します。

下図を参考に、SW10をオンにします（1の位置）。

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