SafeAssure®(機能安全)
NXPは機能安全に関して、品質と信頼性を重視しています。NXPのSafeAssureプログラムは、ISO 26262に準拠した形でシステム・レベルの安全要件を簡素化します。
お客様の素早い設計とより早い製品化を実現する、技術情報と専門知識をご紹介します。
TJA1466は、TJA146xトランシーバ・ファミリに属するパーシャル・ネットワーキング・スリープ・モード付きのCANシグナル改善機能(Signal Improvement Capability:SIC)トランシーバです。ISO 11898-2:2024のパラメータ・セットA~Cで定義されるCAN SICを備えています。TJA1466は、従来の高速CANおよびCAN FDプロトコルと完全に相互運用性があり、ISO 26262 ASIL-Bに準拠するよう完全に開発および認定されています。
CANシグナル改善により、ネットワーク上の信号リンギングが大幅に低減され、より大規模なトポロジ内で信頼性の高いCAN FD通信を5 Mbit/sで実行できます。また、ビット・タイミングの対称性が大幅に向上しており、最大8 Mbit/sのCAN FD通信を可能にします。
TJA1466は、ISO 11898-2:2024で規定された選択的ウェイクアップ機能によるCANパーシャル・ネットワーキングをサポートし、トランシーバがアクティブである必要がない場合には、CANバスのトラフィックが実行中であってもスリープ・モードに維持することが可能です。
TJA1466は、TJA1465の機能をさらに拡張した機能セットを備えており、これには設定可能な2本の汎用I/O(General-Purpose I/O:GPIO)ピン、専用リセットを搭載したQ&Aウォッチドッグ、フェイルセーフ/リンプホーム・ピン、正確なVIO低電圧/過電圧監視が含まれます。
さらに、TJA1466はCAN FD/CAN XLパッシブ機能を搭載し、これによりトランシーバをスリープモードでウェイクアップさせないようにしたり、混合バス通信の実行中にCANコントローラをCAN FDおよびCAN XLメッセージからシールドしたりすることができます。
|
|
|
|
|
|
---|---|---|---|---|---|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
クイック・リファレンス ドキュメンテーションの種類.
4 ドキュメント
セキュアファイルの読み込み中、しばらくお待ちください。
クイック・リファレンス ソフトウェア・タイプ.