NXPのビジネスやサプライチェーンにおいて、現代の奴隷や人身売買が行われることがないようにコミットしています。
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NXPの企業の社会的責任および人権プログラムの基盤となっているのは、私たちは常に最良の行動倫理基準に従い、人権を尊重して行動しなければならない、という認識です。
人命と環境を保護し、尊重する。
NXPのプログラムは、すべての人に与えられるべき基本的権利、自由、待遇にコミットしています。
サプライ・チェーンへのエンゲージメントを深め、レジリエントで責任あるビジネス・パートナーシップを推進する。
NXPのビジネスやサプライチェーンにおいて、現代の奴隷や人身売買が行われることがないようにコミットしています。
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私たちが掲げる目標は、CSRと人権プログラムの継続的な改善を確実なものにすることです。これは、私たち自身の事業だけでなく、サプライチェーンのパートナーの事業でも同様です。
NXPの目標 | サプライヤの目標 |
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内部監査と顧客監査において、重大な不適格が見つからないこと | 主要サプライヤーの100%がサプライヤー行動規範の適合性声明書に署名 |
NXPの内部監査で95%超のスコアを達成 | 是正措置計画の85%の終了率 |
セルフアセスメントで90%超のスコアを達成 | 100%の鉱物製錬所における認証取得 |
週の労働時間の上限を60時間とし、6日間に1日の休日を設ける | サプライチェーンのデューデリジェンス、エンゲージメント、コラボレーション |
NXPでは、継続的な改善と説明責任のためのガバナンス体制の統合に取り組んでいます。詳細については、役割と責任をご覧ください
社会的責任チームが事業のレビューを実施し、NXPの方針や商習慣により生じうる負の社会的責任の影響を特定します。問題があれば、担当部門と連携してその問題を修正します。
RBAでは、NXPを含む加盟企業に対し、年に1回、RBAのオンライン・プラットフォームで自己評価質問票 (SAQ) に回答することを求めています。RBAは、RBAの行動規範の変更や社会的責任と人権に関する状況の変化を反映するために、毎年SAQの改訂を行っています。
RBA自己評価の結果は、NXP製造現場のNXP自身の監査結果と一致しており、NXP製造現場のパフォーマンスが向上し、維持されていることを示しています。
各製造拠点では、2年ごとに第三者による監査を受けています。この監査は、Veritéが社会的責任に関する監査可能なNXP基準を使用して実施するか、指定監査法人がRBAの行動規範に基づたRBA検証済み評価プログラム (VAP) を使用して実施します。
NXP内部第三者監査の件数は、企業の社会的責任および人権プログラムが開始された当時は多かったものの、2017年以降は、Freescaleと合併した2018年を除き、一定水準を維持しています。
NXPは企業の社会的責任および人権プログラムの策定にあたり、数多くの顧客監査を受けました。現在ではNXPのプログラムが成熟し、社内の証拠データや過去の顧客監査のデータがあるため、NXPが低リスクのサプライヤであることを示す情報を提示できます。そのため、顧客からNXP拠点の年次監査を求められることは少なくなっています。
NXPの詳細な能力構築プログラムでは、製造拠点において現代の奴隷の兆候が見られた場合に、早期に介入し、迅速に対応することを定めています。労働や人権問題を意識した教育を行っています。NXPでは、労働問題や人権問題に関する意識が高まるよう、社員教育を実施しています。特に調達業務などに携わるチームメンバーについては、適用される法律や基準の遵守について理解することを重視しています。
グループ | 受講したトレーニング |
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経営陣 | NXPの規範、標準、ポリシーの要件、さらにプログラムをサポートするために成功に必要なリソースの承認または提供を行うこと |
製造マネジメント・チーム | 製造拠点における基準整備のための要件、および持続的な改善に必要なリソースの提供方法 |
製造拠点の社会的責任チーム | 製造拠点におけるプログラムと規格の導入に関する綿密な詳細、および個人として管轄部門の取り組みをサポートする方法 |
製造分野の専門家 (SME) | 拠点の社会的責任チームを指導するために必要な、労働と倫理に重点を置いたRBA主導の監査員トレーニングと認定 |
NXPの方針、基準、採用活動を通じて、外国人労働者の生活向上に取り組んできます。
EHSや製品の環境コンプライアンスなど、NXPのサステナビリティへの取り組みに関するお問い合わせはこちらにお寄せください。