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1
接続2
ソフトウェアの入手3
ビルドと実行
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ボードには4つのmicro-USBコネクタがあります。Full speed USB用とHigh Speed USB用に1つずつ、もう1つは電源専用、あと1つはデバッグ用です。写真に示すように、USBケーブルを「+5 V Power Only(+5 V電源のみ)」と表記されたコネクタに接続します。
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LPCXpresso55S69ボードには、ターゲットMCUが動作していることを確認するためのプログラムが搭載されています。
RGB-LEDの緑色LEDが1秒間隔で点滅した場合、アプリケーションはアクティブです。
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このテストには次のものが必要です。
OOB_testデモのソース・コードはSDKに含まれています。
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ソフトウェアとツールのインストールについて、2つのショート・ビデオで詳細に説明されています。または、以下の手順に従うこともできます。
オンラインのSDK Builderにアクセスし、提供されているSDKビルダを使用してLPC55S69-EVK用のカスタムSDKパッケージを作成することもできます。SDKのボード名はLPCXpresso55S69 SDKビルダです。
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NXPは、MCUXpresso IDEというツールチェーンを無償で提供しています。
MCUXpresso IDEの入手Something went wrong! Please try again.
MCUXpresso Config Toolsは、ユーザーがMCUXpresso SDKプロジェクトを新規に作成するための構成ツールの統合スイートであり、カスタム・ボード・サポート用の初期化Cコードを生成するためのピン・ツールとクロック・ツールを備えています。MCUXpressoに完全に統合されていますが、別のツールとしてダウンロードすることもできます。以下の[MCUXpresso Config Toolsを入手する]をクリックして、Config Toolsインストーラを入手してください。
インポートしたMCUXpresso SDKサンプル・プロジェクトで作業する際や、IDEで新規プロジェクトを作成する際のツール間の基本的なインタラクションの詳細については、この3部構成のビデオ・シリーズをご覧ください。
MCUXpresso IDEとMCUXpresso Config Toolsを使用した基本的なアプリケーション開発
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LPCXpresso55S69をサード・パーティ製ツールで使用できるようセットアップするには、まず、ボードのデバイス・ドライバをインストールするためにLPCScryptをインストールします。以下のビデオで、LPCScryptユーティリティを使用してボードのデバッグ・プローブをプログラムする方法について説明しています。
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IARツールおよびKeilツール向けに設定されているほとんどのMCUXpresso SDKサンプルでは、表示出力用にMCU UARTを使用しています。これはMCUXpresso IDE用オプションとしても利用できます。ターミナル・アプリケーションの使用方法がわからない場合は、次のいずれかのチュートリアルをお試しください。
ターミナル・アプリケーションの使用方法がわからない場合は、MCUXpressoターミナル、Tera Termチュートリアル、PuTTYチュートリアルのいずれかのチュートリアルをお試しください。
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このプロセスについて紹介するショート・ビデオを提供しています。または、以下に記載の手順に従ってください。
MCUXpresso SDKには、サンプル・アプリケーション・コードが豊富に用意されています。利用可能なコードを確認するには、SDKのインストールの「SDKボード」フォルダを参照し、「LPCXpresso55S69」を選択します。
/boards/LPCXpresso55S69
特定のサンプル・コードの詳細については、サンプルのディレクトリにあるreadme.txtファイルを開いてください。
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興味のあるデモ・アプリケーションやドライバのサンプルがいくつかあれば、それをビルドおよびデバッグする方法を知りたくなることでしょう。MCUXpresso SDKのスタート・ガイドでは、SDKでサポートされているすべてのツールチェーンのデモを設定、ビルド、およびデバッグする方法について、わかりやすく手順に沿って解説しています。
以下のガイドを使用して、MCUXpresso IDEを使用してサンプル・アプリケーションを開いてビルドやデバッグを行う方法を習得してください。
次の手順に従ってhello_worldサンプルを開きます
サンプルをインポートして実行させるボードとして「LPCXpresso55S69ボード」をクリックして選択し、[Next(次へ)]をクリックします。
矢印ボタンを使用して[demo_apps]カテゴリを展開し、hello_worldの横にあるチェックボックスをクリックしてそのプロジェクトを選択します。出力用にデフォルトのセミホスティングではなくUARTを使用するには、[Project Options(プロジェクト・オプション)]にある[SDK Debug Console(SDKデバッグ・コンソール)]のチェック・ボックスで[UART]を選択します。次に、[Finish(完了)]をクリックします。
ここで、プロジェクト名をクリックし、「Quickstart Panel(クイックスタート・パネル)」の[Build(ビルド)]をクリックするか、[Ctrl + b]を押して、プロジェクトをビルドします。または、ツール・バーのハンマー・アイコンをクリックすることもできます。
ビルドの進捗状況は[Console(コンソール)]タブで確認できます。
IARおよびKEILでのデモも提供しています。
次の手順に従ってhello_worldアプリケーションを開きます。他のサンプル・アプリケーションでは、手順がわずかに異なる場合があります。アプリケーションによってはパスのフォルダ階層が深くなるためです。
目的のサンプル・アプリケーション・ワークスペースをまだ開いていない場合はここで開きます。ほとんどのサンプル・アプリケーション・ワークスペースのファイルは、次のパスを使用して検索できます。
/boards////iar
hello_worldデモをサンプルとして使用する場合、パスは次のようになります。
/boards/LPCXpresso55S69/demo_apps/hello_world/cm33_core0/iar
注:ビルド・エラーが発生した場合は、正しいボードが選択されていることを確認します。プロジェクトを右クリックし、[Options(オプション)]>>[General Options(一般オプション)]>>[Target(ターゲット)]>>[Device(デバイス)]の順に進み、「LPC55S69」を選択します。このボードはIAR Embedded Workbench for Armバージョン8.22.2以上でサポートされています。
LPCXpresso55S69ボードには、工場出荷時にCMSIS-DAPデバッグ・インターフェースが搭載されています。ボードのLPC-LINK2デバッグ・アプリケーションを変更している場合は、このスタート・ガイドのステップ「2.4 LPCScryptチュートリアル」をご覧ください。
MDKツールをインストールした後、デバッグ目的でデバイスをフル・サポートするには、CMSIS (Cortex® Microcontroller Software Interface Standard) デバイス・パックをインストールする必要があります。このパックには、メモリ・マップ情報、レジスタ定義、フラッシュ・プログラミング・アルゴリズムなどが含まれています。下記の手順に従って、適切なCMSISパックをインストールしてください。
次の手順に従ってhello_worldアプリケーションを開きます。他のサンプル・アプリケーションでは、手順がわずかに異なる場合があります。アプリケーションによってはパスのフォルダ階層が深くなるためです。
目的のデモ・アプリケーション・ワークスペースをまだ開いていない場合は以下で開きます。
/boards/////mdk
ワークスペース・ファイルの名前は、.uvmpwです。今回の例の場合、実際のパスは次のようになります。
/boards/LPCXpresso55S69/demo_apps/hello_world/mdk/hello_world.uvmpw
たとえば、パワー・マネージャのサンプル・プロジェクト・ファイルの場合、次のようになります
J4
) が取り外されていることを確認して、内部フラッシュからデバッグ・プローブを起動します。Something went wrong! Please try again.
次に、ボードを接続して、プロジェクトのデバッグに進みます。
詳細については、SDKフォルダにある「SDKスタート・ガイド」ドキュメントを参照してください
/docs/Getting Started with MCUXpresso SDK for LPC55xx.pdf
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SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。いくつかの一般的な例を以下に挙げます。
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LPC55S69はセキュア・バイ・デザインであり、セキュアなシステム・オン・チップ (SoC) を駆動するセキュアなソフトウェアによってサポートされています。
ドキュメント | 説明 |
---|---|
AN12278 LPC55S00 IoT向けセキュリティ・ソリューション | このドキュメントでは、各LPC55Sxx MCUのセキュリティ・システムの違いと利点をわかりやすく整理して説明しています。 |
AN12324 LPC55SxxにおけるAESコーディングへのPUFおよびハッシュ暗号の使用 | ルート・キーを使用してユーザー・キーをセキュアに生成、保存、および取得する方法。 |
AN13094 TrustZone搭載LPC55Sxxシリーズ・マイクロコントローラでのFreeRTOSの使用 | TrustZone対応ARMv8-MプロセッサでのFreeRTOSの使用方法。 |
ARMv8-MおよびNXP LPC55S69-EVKを使用したTrustZone | MCUXpresso SDKサンプルとLPC55S69 EVKを使用した、ARM TrustZoneセキュリティ機能の紹介。 |
MCUXpresso IDEでTrustZoneプロジェクトをデバッグする方法 | サンプルとして「hello_world」を使用し、LPCXresso55S69ボードでのTrustZoneのデバッグについて紹介しています。 |
SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。セキュリティに関するいくつかの一般的な例を以下に挙げます。
TrustZoneの例には、hello world、secure faults(セキュリティで保護されたエラー)、secure GPIOなど、いくつかの簡単なデモがあります。
パス:
/boards/lpcxpresso55s69/trustzone_examples
セキュア・キー・ストレージを備え、秘密鍵を専用のHWバスを介してHashcryptに直接送信することでデータを暗号化する、PUFコントローラの使用方法。
パス:
/boards/lpcxpresso55s69/demo_apps_puf_hashcrypt_crypto
NXPのMCUデバイスでブート可能な実行ファイルを簡単に生成およびプロビジョニングできるようにする、GUIベースのアプリケーション。
ドキュメント | 説明 |
---|---|
ConfigToolを使用してUSBプロジェクトを最初から作成する方法 | MCUXpresso Config ToolとLPCXpresso55S69-EVKを使用したUSBプロジェクトの作成。 |
SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。有線通信に関するいくつかの一般的な例を以下に挙げます。
コマンドライン・シェル・アプリケーションの実装方法のデモ。
パス:
/boards/lpcxpresso55s16/demo_apps/shell
SDKには、GPIO、I2C、I2S、SPI、UARTなどのドライバ・サンプルが複数含まれています。
パス:
/boards/lpcxpresso55s69/driver examples
SDKには、ホストおよびデバイスの操作に関するUSBサンプルが複数含まれています。
パス:
/boards/lpcxpresso55s69/usb_examples
ドキュメント | 説明 | アプリケーション・ノートのソフトウェア |
---|---|---|
AN12805 プライベート・クラウドとのセキュアな接続の確立 | LPCXpresso55S69ボードを使用してセキュアな組込みソフトウェア・プロジェクトを作成する方法。 | ダウンロード |
LPC55S69のAmazon Web Servicesへの接続 | MCUXpressoとAmazon Alexaを使用し、AWSを介したWIFIイネーブルメントとクラウド・コネクティビティに焦点を当てたデモ。 | - |
AWS IOTおよびAlexa skillsにペリフェラルを追加する方法 | AWS IOTおよびAlexa Skillsプロジェクトにペリフェラルを追加するためのステップ・バイ・ステップ・アプローチ。 | - |
SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。ワイヤレス・コネクティビティに関連する一般的な例を以下に挙げます。
I2Cインターフェース・チップ搭載NT3H2111_2211 NTAG I2C plusコネクテッドNFCタグの使用方法を示し、デバイスとの基本的な通信のデモを提供します。
パス:
/boards/lpcxpresso55s69/ntag_i2c_plus_examples/ntag_i2C_explorer_blink
LPC55S69プラットフォームには、動作速度最大100 MHzの2つのArm Cortex-M33コアが搭載されています。Core 0には、TrustZone、FPU、2つの64ビット・アクセラレータが含まれます。DSPアクセラレータはPowerQuad DSPコプロセッサと呼ばれます。
ドキュメント | 説明 |
---|---|
AN12282 PowerQuadを使用したNXP LPC5500のデジタル信号処理 | PowerQuadコプロセッサは、CPUコアによるマトリックス演算、フィルタリング、FFTを含む変換機能などの数値演算の実行を支援するDSPアクセラレータです。 |
AN12335 LPC55xx/LPC55Sxxにおけるデュアルコア通信 | LPC55xx/LPC55Sxxは、ハードウェアCPU間メールボックス・メカニズムと呼ばれるシンプルな通信手段を備えています。 |
AN12358 LPC55xx/LPC55SxxにおけるMCUXpressoでのデュアルコア・デバッグ | LPC55S6xの非対称型デュアルコアをデバッグする方法。 |
MCUXpresso IDEを使用したLPC55xxマルチコア・アプリケーション | LPC55S69-EVKとMCUXpresso SDKを使用してLPC55xxマルチコア・アプリケーションを作成、ビルド、およびデバッグする方法。 |
SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。マルチコアとハードウェア・アクセラレーションに関連する一般的な例を以下に挙げます。
マルチコア・システムの個々のコアにプロジェクトを設定する方法を含みます。
パス:
/boards/lpcxpresso55s69/multicore_examples
ドキュメント | 説明 |
---|---|
AN12939 LPC55xxへの5.1チャネル・オーディオ・ソリューションの実装 | LPC55S69は、オンボードDSPアクセラレータを備え、USBオーディオ・アプリケーションに非常に適しています。 |
SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。オーディオに関するいくつかの一般的な例を以下に挙げます。
録音デバイスや再生デバイスを列挙するベア・メタルとFreeRTOSの例。
USBデバイス: オーディオ・ジェネレータ、オーディオ・スピーカ、複合HIDオーディオ
USBホスト:オーディオ・スピーカ
パス:
/boards/lpcxpresso55s69/usb_examples
LPC55S69のSDKには、Adafruit TFT LCDシールドを使用したグラフィック・サンプルが含まれています。
ソフトウェア | 説明 |
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NXPマイクロコントローラ用のグラフィカル・ユーザー・インターフェース | さまざまなNXPマイクロコントローラ用のGUIオプションを紹介しています。 |
NXP LPC55S69-EVKに搭載されたAdafruit Touch LCDのオープンソースLittlevGL GUIライブラリ | 静電容量式タッチとMCUライブラリを使用したAdafruit LDCディスプレイの駆動。 |
LVGLオープンソース・グラフィックス・ライブラリ | LVGLは、直感的なグラフィカル要素、美しい視覚効果、少ないメモリ使用量で組込み型GUIを作成できる機能を備えた、無料のオープンソース組込み型グラフィック・ライブラリです。 |
GUI Guider | オープンソースのLVGLグラフィックス・ライブラリを使用して高品質のディスプレイを迅速に開発できる、NXPのユーザー・フレンドリーなグラフィカル・ユーザー・インターフェース開発ツールです。 |
NXP emWinライブラリ | NXPはSEGGER Microcontrollerの協力を得て、NXPのすべてのArm Cortex-Mマイクロコントローラで使用できる高性能のemWin組込みグラフィックス・ライブラリを、バイナリ形式で商用利用向けに無償提供しています。 |
emWinとAppWizardを使用したGUIの開発 | AppWizardのさまざまな機能を使用して、emWinベースのすぐに実行できる完結したプロジェクトを作成する方法。 |
SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。ディスプレイとグラフィックスに関するいくつかの一般的な例を以下に挙げます。
LittlevGLのウィジェットを表示させるデモ・アプリケーション。
パス:
/boards/lpcxpresso55s69/littlevgl_examples
emWinライブラリのグラフィカル・ウィジェットのデモ。
パス:
/boards/lpcxpresso55s69/emwin_gui_demo
ドキュメント | 説明 | アプリケーション・ノートのソフトウェア |
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AN12868 LPC55(S)xxのカメラ・インターフェース | カメラのインターフェース、機能、APIルーチン、デモを紹介しています。 | ダウンロード |
ドキュメント | 説明 |
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FreeMASTERのハウツー | FreeMASTERツールを使用するエンジニアのためのスタート・ガイド。 |
FreeMASTER 3.0 - インストール・ガイド | この記事では、FreeMASTER 3.0のインストール手順について説明しています。 |
4部構成のFreeMASTERウェビナー・シリーズ | オンデマンド・トレーニングでは、FreeMASTERソフトウェアの概要、機能、能力、利用可能なサンプル、アプリケーションのユース・ケースのほか、簡単に始めるための方法について説明します。 |
SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。モータ制御に関するいくつかの一般的な例を以下に挙げます。
パス:
/middleware/motor_control
さまざまなインターフェース・オプションを利用して、変数やグラフを監視できます。
パス:
/boards/lpcxpresso55s69/freemaster_examples
アプリケーションとホストPC間のシリアル・インターフェースを実装し、該当するデバイスのネイティブ・シリアルUART通信およびCAN通信をカバーする、組込みサイドのソフトウェア・ドライバについて説明しています。
パス:
/middleware/freemaster/doc/user_guide
トレーニング | 説明 |
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MCUXpresso IDEとMCUXpresso Config Toolsを使用した基本的なアプリケーション開発 | この3部構成のビデオ・シリーズでは、インポートされたSDKサンプル・プロジェクトを使用する際や新規プロジェクトを作成する際における、MCUXpresso IDEとConfig Tools間の基本的なインタラクションについて取り上げています。 |
LPC55s6Xのトレーニング | この製品に関するNXPのオンデマンド・トレーニング、ハウツー・ビデオ、およびウェビナーの全リスト。 |
NXPのいずれかのコミュニティ・サイトで、他のエンジニアとつながり、LPC55ファミリを使用した設計に関する専門的なアドバイスを受けることができます。