MCUブートローダは、サポートされているNXP MCU上でシリアル接続を介して動作する、設定可能なフラッシュ・プログラミング・ユーティリティです。アプリケーション開発から最終製品製造までの製品ライフサイクル全体を通じて、迅速かつ容易なプログラミングが可能になり、現場でアプリケーションを確実に更新できます。
ブートローダは2つの方法で提供されます。高度な設定が可能な完全なソース・コードとして提供されるか、または一部のNXP MCUでは、NXP®によってROMまたはフラッシュに事前にプログラムされて提供されます。ホスト側のコマンド・ライン・ツールやGUIツールを使用して、ブートローダと通信できます。MCUブートローダは、MCUXpresso SDKのスタートアップ・ファイル、ヘッダ・ファイル、およびペリフェラル・ドライバを使用します。
注:このブートローダは、以前はKinetisブートローダ(またはKBOOT)と呼ばれていましたが、名前が「MCUブートローダ」(またはMCUBOOT)に変更されました。従来のKBOOTも[MCUBOOT downloads(MCUBOOTダウンロード)]タブで引き続きダウンロードできます。